地震の被害状況を写真で報告

地震発生以降、ずっと携帯からの更新をしていましたが、今日からパソコンでの更新を再開します。これからはコメントの返信も再開したいと思います。昨日までいただいたコメントには返信できませんでしたが、本当に皆さんありがとうございました。

さて、パソコンでの更新再開ということで、地震の被害状況を写真で報告したいと思います。


まずは、震度６強だった福島県南部の工場。


実は地震発生時、私の同僚はこの建物の中で商談をしていました。
何とか無事に建物の外に避難することができたそうですが、その後建物は倒壊。
避難するのがあと数分遅かったら、どうなっていたかわかりません。
その同僚が現地で撮ってきた写真を載せました。



続いては、津波も押し寄せた宮城県石巻市。

　　

石巻は、私の上司の実家があるところです。
実家は津波で冠水してしまい、とても住める状態ではないそうです。
その上司が避難所へお見舞いに行った時に撮ってきた写真を拝借しました。



最後は、我が家の被害状況です。

地震発生時、私は福島県郡山市にいたので、仙台の自宅がどんな様子だったのかはわかりませんでしたが、家族に聞いた話では、冷蔵庫の扉が開き、中の卵がすべて床に落ちて割れたそうです。食器棚の扉は開きませんでしたが、中でかなりの食器が割れました。電子レンジは床に落ちて、壊れました。

ベランダはこんな感じです。コンクリートがかなりはがれ落ちています。


マンションには至るところにヒビが入り、今は誰かが通路を歩いたり近くを車が通るだけでミシミシと音がすることもあります。そのたびに地震かと思ってしまい、本当に気が休まりません。そんな私のマンションは、今では震度１でも結構揺れるようになってしまいました。


以上、被災地からの報告でした。

コメント 8

自宅マンション、住み続けてて大丈夫なのかな？
車が通るだけでミシミシってそれ崩壊寸前なんじゃないの？
建物全体の被害状況がわからないからなんとも言えないけど。
充分に気をつけて下さい！
by drowningwitch (2011-03-22 23:18) 

こんばんは。写真を拝見して、改めて被害の大きさを実感できました。掲載して下さったガッキーさん、また写真を提供して下さった上司の方に感謝申し上げます。

テレビでも様々な光景を目にしますが、もはや気持ちを言葉にできないです…。ひとりでも多くの方が無事であることを祈っております。
by 湘南ライナー (2011-03-23 20:59) 

☆drowningwitchさん　
地震直後は１日に２～３回ミシミシと音がしてたけど、日に日にそんな音を耳にすることも少なくなってきているので、たぶん大丈夫かと。
しかしマンションがここまで被害に遭うとは…
本当にビックリです。
by ガッキー (2011-03-23 21:01) 

☆湘南ライナーさん　
こうやって被災地の状況を伝えるのは、ブログをやっている私の使命のような気もして、パソコンでの更新再開後最初の記事は、写真での報告にしました。
これからも、被災地の実情を伝えていきたいと思います。
by ガッキー (2011-03-23 21:10) 

テレビや新聞で見るのとはまた違った衝撃です。
あの日、カメラ持ってた私はすっかり撮ることを忘れていました。
というか、ニュースで流れるそちらの状況が余りに衝撃的で、東京や千葉の異常に全く気が回りませんでした。

niceは、伝えて下さったことへ、そして、ご無事でなにより、頑張って下さいのniceです。
by ぐす (2011-03-23 22:34) 

☆ぐすさん　
私はこの写真の場所ではありませんが、別の場所で津波のつめあとを自分の目で見ました。テレビや新聞でどんなに見ていても、自分の目で見た光景はそれ以上の衝撃でした。

激励の言葉、ありがとうございます。
今、仙台の街は少しずつですが復興に向けて進み始めています。私も頑張ります！

by ガッキー (2011-03-24 22:39) 

ガッキーさん
ご無沙汰しています。

しばらくブログを拝見させていただいておりました。
私たちの想像を超える体験をされたかと思いますが、ご無事で何よりです。

今回の震災で何かできないかとずっと考えていたのですが、昨日、中学を卒業したばかり息子を連れて、千葉で一番被害のあった旭市へボランティアに行ってきました。
私も息子も初めてのボランティアでした。

支援先は津波の被害にあった街の小さなお菓子屋さんで、倉庫と母屋の台所の掃除を手伝いました。

倉庫にはお菓子を包む箱や包装紙以外に息子さんの幼い頃のノートや絵も保管されていたようで、そのご家庭の思い出を処分するのは心が痛みました。

台所も足の踏み場がなく、壊れたテーブルや冷蔵庫を外に出すのがやっとでした。

建物はしっかりしているのですが、とても人が暮らしていける状況でなく、津波の恐ろしさをTVだけではなく、直接感じることができました。

それでも旭市は東北地方より被害は小さく、東北地方の被害をたやすく想像することはできません。

ご家族と別れるとき、笑って「ありがとう」とお礼を言われました。
こみあがるものがありました。
私たちはどのくらい役に立てたのでしょうか。
普通に暮らせることが、凄く大切で、凄くすばらしいことなんだということを改めて感じました。
息子にも伝わったと思います。

1年後、支援させていただいたお菓子屋さんに行こうと思います。
お店が営業できていることを今は切に願うばかりです。

長文になってしまい、すみません。
ガッキーさんもまだまだ大変かと思いますが、がんばってください。
by ごつう (2011-03-26 12:10) 

☆ごつうさん　
コメントありがとうございます。
ボランティア活動、素晴らしい事だと思います。
詳しく書いていただいて、ありがとうこざいました。

今回の地震はあまりにも被害を受けた範囲が広く、特に東北地方の被害が大きかったので、関東地方ではなかなか被害状況が報道されない地域もあるようですね。地震直後は東北と東京周辺の被害状況しか報道されず、茨城県の被害状況がほとんど報道されていなかったという事もありました。

千葉県旭市を津波が襲ってきたのは、テレビのニュースで見ました。車に乗っていた人が撮影した、車が津波にのまれる瞬間の映像は衝撃的でした。

本当に、ごく普通の生活ができる事がものすごく幸せなんだと、私も今は思います。早く我が家にそのような日が戻ってくることを、そして街全体に、東日本全体にそのような日が一日も早く戻ってくることを願いながら、頑張っていきたいと思います。

by ガッキー (2011-03-26 19:36)