二次元(イラスト)のゆるキャラと、三次元(着ぐるみ)のゆるキャラ [雑記]
毎年秋になると「ゆるキャラグランプリ」が開催されます。
4回目を迎えた今年は、群馬県の「ぐんまちゃん」がグランプリとなりました。(詳しくはこちら)
私もゆるキャラは結構好きですが、この「ゆるキャラグランプリ」に関して不満な点が一つだけあります。
それは「イラスト(二次元)ではなく着ぐるみ(三次元)での審査になっている」という点です。「イラストではかわいいのに、それを着ぐるみにするとあまりかわいくなくなってしまうゆるキャラ」は、このグランプリで上位に来ることはまずありません。
例えば、2007年に誕生した宮城県のゆるキャラ・むすび丸。イラストは2等身でかなりかわいいのですが、着ぐるみになると3等身でイラストほどかわいくありません。
2007年「秋田わか杉国体」のマスコットとして誕生した秋田県のスギッチも、イラストと着ぐるみではかなり雰囲気が変わります。イラストのスギッチはかわいくて大好きなのですが、着ぐるみのスギッチには全く魅力を感じません…
もともと着ぐるみにすることを想定していなくて、まずイラストのゆるキャラが誕生した場合に、こうなってしまいがちです。皮肉にも、ゆるキャラブームに乗って最近誕生したのではなく、かなり前に誕生して長く親しまれてきたゆるキャラほどこういう傾向にありますね。
ちなみに2012年に誕生した福島県の「八重たん」は、イラストも着ぐるみも2等身でギャップがありません。
そういえばプロ野球のマスコットも、昔はイラストだけが主流でしたが、今はどの球団も着ぐるみになりましたね。ちなみに某国民的人気球団のマスコットは、昔は野球用具をモチーフにしたイラストで、私は結構好きだったのですが、オレンジの動物の着ぐるみに変わってからはどうしても好きになれません。
私も子供の頃はその国民的人気球団のファンでしたが、1992年にマスコットが変わったのと同じタイミングで当時住んでいた千葉にロッテが移転してきたという事もあって、ロッテファンに乗り換えました。(笑)
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