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山形で「寒ざらしそば」 [グルメレポ【山形県】]

春になると、蕎麦どころでは「寒ざらしそば」を食べることができます。

「寒ざらしそば」は、秋に収穫したそば(の実)を、冬の厳寒期に冷たい水につけ、寒風にさらして乾燥させたもので、冷水につけて寒風にさらすことで余分なアクや渋みが抜け、甘みと風味が増して舌触りがよくなると言われています。

ゴールデンウィークの5月4日、新潟に帰省する途中に山形で食べてきました。
行ったのは、山形市内の国道13号沿いにある蕎麦屋「惣右エ門」です。
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地域によって仕込む時期が違うので、食べられる時期は地域によって多少異なりますが、山形県では4月中旬頃から食べることができます。食べられる期間も店によって1週間だったり1ヵ月だったりとまちまちですが、どの店でもこの時期しか食べることのできない蕎麦です。

江戸時代には将軍家へ献上されたことから「御前そば」とも呼ばれていた「寒ざらしそば」は昭和50年頃、全国に先駆けて山形で復元されたそうです。そんな山形では、「山めん寒ざらしそば」の名前で売り出しています。
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こちらが「寒ざらしそば」です。(税込み1000円)
右下に見えるのは「生桜えびのかき揚げ」です。(税込み630円)
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「寒ざらしそば」は、甘みがあって美味しかったです。
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「生桜えびのかき揚げ」はサクサクで、何かをかけたり何かにつけたりしなくても、このままで美味しく食べられました。
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一年で蕎麦が一番美味しいのは、何と言っても秋の「新そば」の時期ですが、春も「寒ざらしそば」が味わえるので蕎麦屋に行きたくなりますね。


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