大内ジャンクションは出入口ですのでご注意を [東北発【秋田県】]
秋田県内の日本海東北道に、大内JCT(ジャンクション)という出入口があります。
「大内JCT」は、一般道と接続しているれっきとした出入口となっているにもかかわらず、IC(インターチェンジ)ではなくJCT(ジャンクション)という名称になっています。
普通、高速道路の出入口は IC(インターチェンジ)という名称になっていて、JCT(ジャンクション)という名称は一般道との出入りができない高速道路の分岐点という意味で使われています。
実際、ネクスコ東日本のETC割引料金案内パンフレットにも「ジャンクション(JCT)は、一般道との出入ができません」と、しっかり書かれていました。
「大内JCT」は、一般道と接続しているれっきとした出入口となっているにもかかわらず、IC(インターチェンジ)ではなくJCT(ジャンクション)という名称になっています。
普通、高速道路の出入口は IC(インターチェンジ)という名称になっていて、JCT(ジャンクション)という名称は一般道との出入りができない高速道路の分岐点という意味で使われています。
実際、ネクスコ東日本のETC割引料金案内パンフレットにも「ジャンクション(JCT)は、一般道との出入ができません」と、しっかり書かれていました。
ちなみに大内JCT(ジャンクション)は、2007年9月から供用されていますが、当時のハイウェイウォーカーの地図では、大内JCTは白抜き文字の出入口扱いではなく、出入りのできないジャンクション扱いになっていました。
当時、これを見た私は「大内JCTでは出入りできない」と思い、その次のインターで降りてから目的地に向かったのですが、後から「大内JCTでは出入りができる」ことを知りました。ちなみにその時の私の目的地は大内JCTで降りたほうが近かったのですが、かなり遠回りをしてしまいました。
そこで2008年12月、ネクスコ東日本にメールで問い合わせをしたところ、以下のような回答が来ました。
大内JCTにつきましては、高速道路と同規格の地域高規格道路の「本荘大曲道路」が接続していることから、JCT表示をしています。
しかし私は納得できませんでした。高速道路と同規格の道路と接続なんかしていないのに、なぜ?
その後、ネットでいろいろと調べてみたら、日本海東北道の大内JCTと一般道を結ぶ800mの道路(岩谷道路)が、将来的には地域高規格道路大曲本庄道路の一部となるということが判明。
ただ、大内JCTの構造は高速道路と接続する一般道までの距離がちょっと長いだけの、ごく普通のインターチェンジです。
そこで、再度ネクスコ東日本にメールで「ハイウェイウォーカーの地図は混乱するので直してほしい」との意見を送ったところ、出入り不可のジャンクションから、出入りできるインターチェンジと同じ扱いの表示になりました。(2009年2月号)
その後、「JCT」も取れてただの「大内」という表示になりました。これはわかりやすかったですね。これが本来のあるべき姿ではないでしょうか。(2010年5月号)
しかし、その後はまた「大内JCT」という表示に戻り、現在に至っています。
一応、出入口扱いにはなっていますが。
ちなみにあれから10年経った今でも、岩谷道路は大曲本荘道路の一部にはなっておらず、大内JCTの構造は、いまだに「高速道路と接続する一般道までの距離がちょっと長いだけの、ごく普通のインターチェンジ」のままです。
とにかく、名称や地図の表示は、利用客にわかりやすくすることを最優先で考えてもらいたいものです。
ICなのにJCTの表記はめちゃくちゃややこしいです
by oh-no (2023-11-30 19:42)
☆oh-noさん
高速道路と言えば、SAとPAも明確な定義がないですよね。
その路線の中で、相対的に規模が大きいところをSA、規模の小さいところをPAとしているようですが、以前ゆっくり食事したいと思って、フードコートしかないPAをスルーしてその先のSAに入ったら、なんと自販機しかなかった…ということもありました。
by ガッキー (2023-12-02 14:57)