相馬流れ山まんじゅう（2008年の蔵出し記事）

８割方完成していたにもかかわらず、公開するのを忘れたまま10年以上もお蔵入りになっていた記事がありましたので、外出自粛でブログがネタ切れの今、満を持して更新します。

2008年の夏、仕事で福島県の国道６号を車で走っていたら、こんなノボリを見かけました。

えっ？　流れ山？

流山と言えば私の実家があり、私自身も15年近く住んでいたところです。
そういえば、千葉県流山市は、福島県の相馬市と姉妹都市だったな…

気になった私は、このノボリのあるお店に行ってみました。

このお店は「松月堂」という郷土銘菓のお店でした。（場所は福島県南相馬市鹿島区）


こちらが「相馬流れ山まんじゅう」です。
ちょうどお盆休みに流山の実家に届くように送りました。


蒸しパンのような生地の中にあんこが入っている饅頭でした。



他にもこんなお菓子がありました。福島県の相馬地区で毎年７月下旬に行われる祭・相馬野馬追(そうまのまおい) にちなんだお菓子です。
（写真上）相馬銘菓 うま馬
（写真下）野馬追パイ



この店は2011年の東日本大震災で被災しましたが、2013年に新店舗で営業再開しました。「流れ山まんじゅう」は、その後2015年2月にオープンした常磐道・南相馬鹿島ＳＡの「セデッテかしま」でも販売されています。



さて、なぜ福島県相馬市と千葉県流山市が姉妹都市なのかと言うと、かつて相馬地方を治めていた相馬氏のふるさとが千葉県流山市だったからです。

「相馬流れ山」という民謡もあります。【聴きたい方はこちらからどうぞ】
※クリックするとすぐ音楽が流れるのでご注意ください！