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東日本大震災から2年 [東日本大震災]

東日本大震災から丸2年が経ちました。

2日遅れにはなってしまいましたが、節目なので震災に関する記事を書きたいと思います。

今回は、震災に関連する言葉で特に印象に残っているものを紹介します。



「100回逃げて、100回来なくても、101回目も必ず逃げて」
今年6月、岩手県釜石市に建てられた「津波記憶石」に刻まれた、地元の女子中学生が考えた後世へのメッセージです。今回の津波は1000年に一度の大津波とも言われていますが、1000年後にまた同じ悲劇が繰り返されないよう、この言葉は1000年間しっかりと語り継いでいきたいものです。


「私たちが生きている今日は、亡くなった方々が生きたかった今日です」
2011年10月22日、大阪の京セラドームで行なわれた都市対抗野球の開会式での選手宣誓の中の言葉です。そしてこの言葉の後は「今、生きていること、働けていること、野球ができることに感謝の気持ちでいっぱいです」と続けられました。私も、家も仕事も失うことなく、震災前と変わらない生活を送ることができているので、感謝の気持ちを持って生きていこうと思います。


「微力だけど無力ではない」
シンガーソングライターの川嶋あいさんが、復興支援チャリティーライブを行なっていた時に使っていた言葉です。復興支援に協力したいと思っても、つい自分には何もできないと考えてしまいがちですが、この言葉を聞くと、できる事から少しずつやっていけばいいんだという事に気づかされます。


仙台に住んでいる私も被災しましたが、2年も経つと震災の記憶がだいぶ薄れてきました。辛いことを思い出さずに済むようになったという面もありますが、震災を風化させないためにもこういう言葉を忘れずにいたいと思います。


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