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東日本大震災から7年 [東日本大震災]

2011年3月11日に発生した東日本大震災から、今日で7年になりました。

今日は仙台市青葉区の勾当台公園市民広場に設けられた献花会場に行って、献花をしてきました。
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会場では、政府主催の追悼式の様子も大型モニターに映されていました。
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そして午後2時46分に黙祷。

私は昨年も3月11日はここで献花と黙祷をしましたが、それを仙台から東京に転勤した人に報告したら「ありがとう」と言われたんですよね。それで、今年は遠方に転勤をした人の想いも背負って献花と黙祷をしてこようと思って、行ってきました。(来年からは平日で行けなくなるので)



震災から7年経った今、復興が進んでいるのか、まだまだなのかは人によって受け止め方も違うようで、新聞によっても書き方は全然違います。

2018.3.11朝日新聞(1面)
【避難 今も7万3千人】
2万2千人以上が犠牲になった東日本大震災から、11日で7年になる。住居や道路、鉄路などまちの形は整備されつつあるが、人々の暮らしやコミュニティーの立て直しは道半ば。

2018.3.8 読売新聞(1面)
【仮設 ピークの1割   解消の流れ加速】
東日本大震災の被災者が入居する仮設住宅が、今年秋にはピーク時の1割を下回る1万2000戸以下に減少する見通しになっている (中略) 今後、仮設住宅解消に向けた流れが加速する見通しだ。


私も仙台で震災に遭い、ライフラインの寸断された中1ヵ月近く被災者として生活していましたが、今は街もすっかり復興し、震災のことを思い出すことも少なくなりました。

しかしそれは津波被害のなかった内陸部の話であって、沿岸部に行くとまだ仮設住宅がありますし、土地のかさ上げや堤防の建設などの工事が行われている光景を目にします。

1995年の阪神・淡路大震災の仮設住宅は5年で解消しましたが、東日本大震災では7年経った今でも仮設住宅に3万人(そのうちプレハブの仮設住宅に1万3000人)が住んでいます。

転勤族の多い仙台では、震災を経験した人が少なくなり、震災を経験していない人が増えてきていますが、私は震災経験後もずっと仙台に住んでいるので、今後も被災地の現状を発信していきたいと思います。


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