新しい生活様式

先日5/4、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」が発表されましたが（詳しくはこちら）、なんか違和感を感じます。

これは、あくまでも新型コロナウイルス感染対策のための「行動指針」であり、終息までの「一時的な対応」ではないの？

「新しい生活様式」と言われると、今後はずっとこれを実践していかなくてはならないように思えます。もちろん、手洗いを念入りにすることは重要ですし、今後も続けていくべきだと思います。でも、向かい合って会話をしながらの食事はもう二度とできないの？ 帰省や旅行、出張もずっと控えなくてはならないの？

コロナが終息したら、また以前のようにスポーツ観戦やライブを楽しみたい！ 居酒屋にみんなで飲みに行きたい！ そのために今は我慢しなければ・・・という思いで、今はとにかく自粛しています。それなのにこんな事を言われたら、コロナを終息させるのは無理だから（もうあきらめたから）こういう生活様式を国民に強制するの？と思ってしまいます。

ありとあらゆる対策を実行して、それでもどうしてもコロナを抑え込むのが無理で、国民の皆様に協力願いたいということであれば仕方ないと思いますが、今の時点で「これが新しい生活様式です」と言われると、今後の希望がなくなります。表現を変えてほしかったです。

ただ、ある程度は意識や行動を変えていく必要はありそうです。もしかしたら、今、店のレジに設置されているビニールやアクリル板の仕切りは、今後二度と取り外されることはないのかもしれません。でも、それで普通の生活が続けられるのであれば、仕方ないです。（正直言うと、会話がしづらいので無いほうがいいですが）

コロナが終息するまでどのくらいかかるのかは、専門家の間でも意見が割れています。正直、まだ誰にもわからないのでしょうけど。

ところで「帰省や旅行、出張を控えめに」とありますが、年に50回する人もいれば、年3回だけという人もいます。どのくらい減らすのが控えめということになるんでしょうかね？ これは人によって受け取り方も違ってくると思います。かといって、国が「年何回以内に」と言えるものでもないし、難しいですね。