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来仙 [東北発【宮城県】]

仙台に住んでいると、ニュースの見出しなどで「来仙(らいせん)」という言葉をよく目にします。

私が初めてこの言葉を知ったのは、転勤して間もない頃、当時の上司のスケジュール表に「社長来仙」と書かれていたのを見た時でした。

仙台市のHPにも
「歴史姉妹都市・宇和島市より市長が来仙しました」
「徳島市阿波おどり親善訪問団が来仙しました」
と書かれていますし、仙台市内のビジネスホテルのブログには
「試験で来仙されるお客様へ」
というタイトルの記事がありました。

「他県から仙台に来る」ことを「来仙(らいせん)」と表現するんですよね。国内だけでなく、海外から仙台に来る場合にも使われます。

これは地方ではよく使われる表現で、「地方に来県すること」を「来+県名(地名)から一文字」で表現する県は結構あります。

ちなみに青森県なら「来青(らいせい)」、広島県なら「来広(らいこう)」、大阪府なら「来阪(らいはん)」と言います。

海外から日本に来ることを「来日」と言うのと一緒ですね。

東京都や周辺の首都圏の県はそもそも「地方」ではないため、私が千葉県に住んでいた時はこういう表現を目にする機会がありませんでした。首都圏と地方の両方に住んでみて初めて知ることって、結構あるものですね。


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