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ヤクルトとロッテと日本ハム [雑記]

今日は、ヤクルトとロッテと日本ハムについて書きます。

ヤクルトはミニボトルの乳酸菌飲料(を販売している飲料メーカー)、ロッテはガムやチョコレートなどを販売している菓子メーカー、日本ハムはソーセージなどを販売する食品加工メーカーです。

と聞いて「その通りですが何か?」と思われた方もいるでしょうが、「なんだ、プロ野球の話じゃなかったのか」と思われた方もいたでしょう。

もし、この記事のタイトルが「カルピスとグリコと伊藤ハム」だったら、「カルピスは濃縮タイプの乳酸菌飲料、グリコはお菓子のメーカー、伊藤ハムは食品加工メーカーです」と書いても何の違和感もなかったかと思いますが。

「ヤクルト」「ロッテ」「日本ハム」と聞いても、商品やブランド、メーカーの事は全く思い浮かばずに
・ヤクルト=神宮球場をホームにしていて、ツバメのマスコットがいる東京のプロ野球の球団
・ロッテ =千葉にある、ファンの応援が熱いプロ野球の球団
・日本ハム=北海道にある、かつてダルビッシュや大谷も在籍していたプロ野球の球団
としか思い浮かばない人って結構いると思います。(特にプロ野球好きの人なら)

各球団にはそれぞれ「スワローズ」「マリーンズ」「ファイターズ」という愛称がありますが、やはり言葉としても短くて呼びやすい「ヤクルト」「ロッテ」「日本ハム」のほうが定着しています。


プロ野球もサッカーのJリーグやバスケットのBリーグのように「地名+愛称」という呼び方になったら「東京スワローズ」「千葉マリーンズ」「北海道ファイターズ」になりますが、当分の間はピンと来ない人が続出するでしょうね。

「今日の千葉vs北海道の試合なんだけどさ」
「えっ?それ何のスポーツ?サッカー?バスケ?」
「野球だよ。千葉マリーンズvs北海道ファイターズのことだよ」
「あぁ、ロッテvs日本ハムのことね」

こんな会話が多く聞かれることでしょう。

それだけ、「ヤクルト」「ロッテ」「日本ハム」は球団名として定着してるってことですよね。

私は日本のプロ野球もメジャーリーグやサッカーのJリーグのように、企業名ではなく地名の球団名のほうがいいと思っているのですが(広島カープやかつての横浜ベイスターズのように)、ヤクルトとロッテと日本ハムに関しては球団名としてあまりにも定着しすぎていて、企業色が前面に出ている感じがしません。

まだ球団名としては歴史の浅い「ソフトバンク」と「楽天」の場合だとまたちょっと違いますけどね。「ソフトバンク」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは携帯電話会社ですし、「楽天」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは楽天市場や楽天トラベルなどを運営するインターネットサービスの会社ですので。


以前、こんな話を聞いたことがあります。

企業名を前面に押し出すと、ファンは「そこまでして宣伝したいのか」と嫌悪感を抱いてしまいがちなのに対し、スポンサーではありながら企業名が表に出ていないと、ファンは「自分の応援しているチームのためにも、その企業の商品を買うようにしよう」と思うようになるそうです。

確かに言われてみればその通りですね。

私はプロ野球はロッテ、Jリーグは柏レイソルのファンですが、お菓子を買う時に「グリコや明治ではなく、ロッテのお菓子を買うようにしよう」と思ったことはありません。でも、家電製品を買う時は「日立の製品を買えば、日立の業績が良くなり、柏レイソルの資金力も豊かになるから、なるべく日立の家電を買うようにしよう」と思っていますので。



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