ヤクルト日本一の新聞記事が読めませんでした

今年の日本シリーズ（ヤクルトvsオリックス）は見ごたえがありましたね。

日本シリーズの期間中は、翌日のスポーツ新聞で試合の記事やコラムを読むのも私の楽しみの一つなのですが、ちょっと残念なことがありました。

ヤクルト日本一に関する記事が読めなかったのです。
新聞を買いそびれたとかではなく、そもそも記事が存在しないのです。

新聞には締め切り時間があるので、試合が長引いた時は途中までしか載りません。11/26（土）の第６戦は延長12回で決着がつき、試合終了が23時だったため、翌朝11/27（日）の新聞は延長に突入したところまでしか載っていませんでした。

まあこれは仕方ないことなのですが、その翌日11/28（月）の新聞には試合結果が小さく載っているだけでした。試合の決着がどのようについたのかも、選手や監督の試合後のコメントも、胴上げの写真も全く載っていませんでした。

もし自分の応援しているチームが、日本一になったにもかかわらずこんな扱いだったら、悲しすぎます。

新聞は、締め切り時間によって６版、７版、８版という風に「版」が異なっていて、それぞれ早版・遅版・最終版と呼ばれたりもします。早版には途中経過までしか載っていなくても、最終版には試合結果が載っている場合もあります。

それぞれの版の締め切り時間は、輸送にかかる時間を逆算して決められていて、遠くの地域に配る版ほど、締め切り時間は早くなります。実際、数年前に車で帰省した際、ちょうど日本シリーズの最中でしたが、パーキングエリアによってスポーツ新聞の１面が違っていました。版が違っていたわけですね。

今回の場合、試合の結果が最終版に間に合ったのかどうかはわかりませんが、仮に間に合ったとしても、最終版が配られる地域に住んでいなければ読むことはできません。

昔は日本シリーズと言えばデーゲームでの開催でしたから、こんな事は起こりませんでした。ナイトゲームは平日だけにして、土日はデーゲームにすればいいと思うのですが、ダメなんですかね？　デーゲームなら、たとえ延長になったとしても、ちゃんと翌日の新聞には試合結果が載るわけですが。

そんなわけで、日本シリーズ終了後は、どうも不完全燃焼気味でした。



ちなみに過去の新聞の取り寄せを新聞社に依頼すると、どの新聞社も最終版を郵送するようですが、今回のケースとは逆に、早版では自分の好きなチームが１面になっていたけど、遅版・最終版で別の記事に差し替えられた場合、それを知らずに取り寄せを依頼して、自分の欲しかった１面とは違う新聞が届いたらガッカリしますよね。