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柏レイソル、三度目の降格危機 [スポーツ【柏レイソル】]

先日、予約していた柏レイソルの2019年カレンダーが届きました。
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柏レイソルは今、三度目の降格の危機を迎えています。

降格で一番嫌なのは、主力選手が移籍してしまうことですね。もしJ2に降格したら、このカレンダーの選手はどのくらいチームに残ってくれるんだろう…と思いながら、このカレンダーを見ていました。

今シーズンはまだ一度も連勝がなく、シーズン終盤を迎えるに連れて、少しずつ順位が下降。降格争いをしている他のチームが勝ち点を伸ばしていく中、柏レイソルはここのところ3連敗で、自動降格圏の17位にまで転落。

柏レイソルは1試合多く消化しているので、16位に上がるには「残り2試合を連勝して勝ち点39」とし、3試合残している鳥栖が1敗2分以下、または名古屋か湘南が1分2敗以下、または横浜が3連敗しなくてはならないという、完全に他力本願な状況。もし柏が残り2試合を1勝1分で勝ち点37までしか伸ばせなかったら、鳥栖が3連敗しない限り16位には上がれません。16位になったとしても自動降格をまぬがれるだけで、J2との入れ替え戦で勝たなくてはなりませんが。

あとは、J2でJ1ライセンスを持たない町田(現在3位)が2位以内に入ってくれることを願っています。そうすれば、柏はJ1で17位でも自動降格にはならず、入れ替え戦に勝てば残留は可能な状況になりますが…

以下、不満と愚痴を長々と書きますので興味のある方はお付き合いください。



柏レイソルの最初のJ2降格は、2005年。
「この監督では優勝できない」との理由で監督を交代させたところ、優勝争いどころか毎年降格争いをするチームになってしまい、4年後に降格。この時は選手・サポーター・フロントがバラバラな最悪の状態でした。
ただ、結果的には降格を機に膿(うみ)がすべて出て、選手・サポーター・フロントが一体となったクラブに生まれ変わることができたので、今思えば必要な降格ではありましたが…

二度目の降格は、2009年。
シーズン途中から指揮を執ったネルシーニョ監督のもと、立て直しを図るも降格。ただ、この時は主力選手の移籍もほとんど無く、翌年J2で優勝してJ1に復帰すると、勢いそのままに史上初の「J1復帰即優勝」の快挙を達成。その後も3年連続でタイトルを獲得し、黄金時代でした。

ネルシーニョ監督の退任後は、育成出身の選手を中心にチームを作り上げるという方針のもと、指揮官も育成で指揮を執っていた監督に。ところが、成績がふるわないと1シーズン限りで監督を解任。これにより、クラブに不信感を持った主力選手も流出。

そして今度はまた外国人監督を招へいするも、家庭の事情で3試合指揮を執っただけで帰国。

この後を受けて急遽監督になった下平監督のもと、タイトルは獲れないまでも優勝争いのできるチームになりました。

ところが、成績がふるわなかった今年、5勝7敗1分となったところで監督を交代させたところ、新監督のもとでは5勝12敗1分けとさらに低迷。優勝するために監督を交代したら降格した、かつての嫌な記憶がよみがえります。

監督をシーズン途中で代えると、本当にろくなことがありません。

奇跡の残留を果たすには、とにかく残り2試合勝って、他のチームの結果に期待するしかありません。ただ、今の状態で連勝できるかどうか…

2009年の二度目の降格の時は、「間違いなく一年でJ1に復帰できる」と思ったから、主力選手の移籍もほとんどありませんでしたが、今回はそんな状態ではありません。

ここのところ、こんな事ばかり考えていて気が滅入ります。

負けはしましたが、2点取った11/6の鹿島戦でのゴール動画を見て、気を紛らわしています。どちらも素晴らしいゴールでしたので。

瀬川選手の1点目


瀬川選手の2点目




11/10 21:07追記
今日、加藤監督の解任が発表されました。
まあこれは仕方ないですね。
先日の川崎戦では普段と違うシステムにしたところ全く機能せず完敗し、次の鹿島戦では前監督の時のサッカーに徹した結果、善戦しましたからね…(詳しくはこちら

そして今日、第32節の残り試合が行われ、勝点37の湘南、鳥栖、名古屋が14・15・16位となり、17位の柏レイソルとの勝ち点差が4に。柏が自動降格圏を脱出するには、残り2試合を連勝して勝点を39とし、湘南、鳥栖、名古屋のうち1チーム以上が「1敗1分以下」で勝点38にとどまるという状況を期待するしかありません。



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