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能登半島地震から20日 [雑記]

1/1に発生した 令和6年能登半島地震 から20日になりました。
被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

今回の地震に関して、東日本大震災で被災した私が感じた事を思いつくままに書きたいと思います。

地震発生後、被災地のために何ができるのか? とずっと考えていましたが、被害の全容がなかなかつかめず、日々状況も変わり、「今一番必要な物資」も刻々と変わってきました。

やはり、まずできる事は義援金ですね。私も東日本大震災ではたくさんの義援金をいただきましたが、もうこれには感謝しかありませんでした。

そして、今被災地がどんな状況なのか、正しく把握することです。真実だと思って「これは多くの人に伝えなければ!」と思って拡散したものの、実はそれがデマであれば、デマの拡散に加担してしまう事になります。ただ、見極めるのが難しい面もありますが…

今回の地震でも、当初「被災地では自販機が壊されて飲料が盗まれている」との報道がありましたが、後日「避難者に飲料を配布するため、管理者の許可を得て壊した」ことが判明しました。

また、石川県内のショッピングモールで中国人が爆買いしているのを批判する投稿が拡散されましたが、これに対しては「被害のなかったエリアにある店であれば、むしろお金を落としに来てくれているのでありがたい」という意見も多数ありました。私もそう感じたので、最初は何を問題視しているのかわからなかったです。その後、避難所の人達を被害のなかったエリアの宿泊施設に泊まってもらう動きが進みましたが、それが一段落ついてからは石川県知事から「過度なキャンセルはせず、石川県に観光に来てほしい」とのコメントが発表されました。

被災地の状況や、被災地に必要なものは、日々刻々と変わっていきます。

そんな中、1/17にX(旧Twitter)で「石川県のわかりやすい地図」が投稿されたので紹介します。



これは県外の人にもわかりやすいですね。

災害の時って、同じ県というだけで被害の少なかった地域への観光まで控えてしまいがちですが、正しい情報が入手できれば、そういうことも防げます。

デマの中には、現地の最新の状況を把握できていないことによるものも多いです。あとは自分の支持する政党に都合の良い情報だけを拡散し、都合の悪い部分には触れない人もいますけどね。

地震発生後に政府の対応を批判する人もいましたが、こんな時は与野党が協力して最善を尽くすべきで、災害を政権批判のチャンスととらえるのはやめてもらいたいです。これは東日本大震災の時にも思いました。

被災地の1日も早い復興を願います。



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