震災でも落ちなかった合格祈願の巨石（釣石神社）

3/25は宮城県南三陸町へ行った後、宮城県石巻市北上町にある「釣石神社」にも行ってきました。

この神社の御神体である巨大な石が東日本大震災でも落ちなかったことから、合格祈願の御利益がある神社として、この冬は受験生の参拝客が急増したそうです。（詳しくはこちら）

こちらが「落ちそうで落ちない」御神体の巨石です。

この巨石が男の神様、その下に横たわるのが女の神様で、縁結び、子孫繁栄、夫婦円満に御利益があると言われています。巨石は1978年の宮城県沖地震でも落ちることがなく、それ以来合格祈願の参拝客が訪れるようになったそうです。



東日本大震災では巨石こそ落ちませんでしたが、津波で社務所などは流され、仮設の社務所となっていました。この釣石神社から川をはさんだ向かいには、津波で多くの犠牲者を出した石巻市立大川小学校もありました。

石段を30段近く登ったところには、「津波到達点」の看板が設置されていました。

先ほどの写真で言うと、この看板は赤で囲ったところにあります。



境内には東日本大震災の犠牲者の追悼碑もありました。




最後に、釣石神社について書かれている記事を紹介しておきます。
朝日新聞 『震災に耐えた「合格祈願」巨石　釣石神社、復興への願い』
http://www.asahi.com/edu/center-exam/TKY201112080509.html