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津波に耐えた下増田神社 [東北発【宮城県】]

先日、宮城県名取市の仙台空港近くにある「下増田神社」に行ってきました。

このあたりは東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受け、すぐ近くにある仙台空港も約4メートルの高さまで浸水しました。

この神社は、仙台空港よりもさらに海側の、海から数百メートルの場所にあり、鳥居や拝殿は津波で流され跡形も残っていませんが、本殿と狛犬だけは奇跡的に残りました。

こちらがその本殿です。
IMG_5728.JPG


津波で倒壊した灯篭は建て直されていました。
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参道から見たところ。
かつては森に囲まれた神社だったようです。
(震災前の下増田神社の様子はこちら(神社探訪HP)でご確認ください)
IMG_5734.JPG

神社の由来が書かれた看板は、仮設のものが設置されていました。
IMG_5731.JPG

神社の周辺のほとんどの家は津波で流され、何もない光景が広がっていました。
IMG_5733.JPG


この下増田神社はあの東日本大震災の大津波でも本殿が流されなかったということで、最近パワースポットとしても注目を浴びています。

先日も津波が来なかった神社を紹介しましたが、津波が来なかったり津波被害の少なかった被災地の神社は結構多かったようです。

もともと、神社は高台にあったり森に囲まれていて、津波被害を受けにくいところが多かったというのもあるのでしょうね。

「津波が来たら、神社に避難」というのも一つの方法だと思います。
また大地震が来るかもしない数百年後まで、しっかりと語り継いでいきたいですね。


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