宮古出張レポ その1(浄土ヶ浜を見てきました) [東北発【岩手県】]
先週は岩手県の沿岸部方面にも出張してきました。
木曜に岩手県内陸部での仕事を終わらせてから宿泊地の宮古へ移動しましたが、遠かったですね。
奥州市の水沢から、遠野まで約1時間。
遠野から釜石まで約1時間。
そして釜石から宮古まで約1時間。
水沢を出たのは17時頃でしたが、宮古に着いたのは20時過ぎでした。
宿泊先は、浄土ヶ浜パークホテルです。
当初は宮古市内の別のビジネスホテルに泊まるつもりでしたが、満室だったため、よくわからずこのホテルを取ったのですが、やけに高いな~と思ったら、観光客向けのホテルでした。(それでも平日のビジネス客向けのプランだったので、観光で泊まるよりは安かったですが)
ちなみに私の会社は、出張の宿泊費は定額で支給されるので、足が出た分は自腹ですが、たまにはいいかなと思いまして。
着いたのが20時過ぎだったので、早速館内の食事処「おでんせ」で夕食をとることにしました。
「宮古丼」です。(1,296円)
めかぶの上に、いくら、アワビ、ほたて、タコ。
これに、少し甘めの「山田町の醤油」をかけて、そのまま食べたり、ご飯にかけて食べたりしました。
翌朝。
ホテルの部屋から撮った朝日です。(朝6時48分撮影)
ちなみに朝日が昇ったあとの部屋からの眺めはこんな感じでした。
松林の間から海が見える光景は、宮城県にある日本三景の景勝地・松島にもちょっと似た雰囲気ですね。
この日は少し早目にチェックアウトし、ホテルの近くの景勝地「浄土ヶ浜」を見に行ってきました。
浄土ヶ浜へ続く道は、4~10月は車両乗り入れ禁止なので遊歩道を歩いて行くしかないのですが、11月だったので、車ですぐ近くまで行くことができました。
逆光気味で、白い岩肌がうまく撮れませんでした。
肉眼だと、キレイに見えましたけどね。
浄土ヶ浜レストハウスにあった顔出しパネルです。
地元特産の鮭や、浄土ヶ浜にたくさん飛来するウミネコのイラストが描かれています。
レストハウスにはこんな横断幕も。
宮古市は、東日本大震災の津波の被害が大きかった街です。
浄土ヶ浜パークホテルのすぐ近くにも仮設住宅がありました。
「津波浸水ライン」のボードが取り付けられている建物や歩道橋もありました。
浄土ヶ浜レストハウス
(赤丸で囲ったところに「津波浸水ライン」のボードが取り付けられています)
道の駅みやこ(シートピアなあど)
浄土ヶ浜には、昭和8年の昭和三陸津波の津波碑もありました。
・大地震の後には津浪が来る
・大地震があったら髙い所へ集まれ
・津浪に追はれたら何処でも髙い所へ
・遠くへ逃げては津浪に追い付かる常々逃げ場を用意して置け
・家を建てるなら津浪の来ぬ安全地帯へ
との戒めの言葉が刻んであります。
この津波碑は東日本大震災の津波で流失しましたが、その後海底から発見され、元に戻されたそうです。
このあと、宮古から山田、大槌を通って釜石に向かいましたが、至る所で防潮堤の建設工事が行なわれていて、土砂を積んだダンプカーともよくすれ違いました。国道沿いはまだ何もないところも多く、沿岸部の復興にはまだまだ時間がかかることを実感しました。
今回の出張で撮ってきた残りの写真と、買ってきたお土産については次の記事で紹介しますね。
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