あなたはどちら派？（おにぎりと、箸と、風呂のドア）

●おにぎり
10/6（土）に放送された「月曜から夜ふかしスペシャル」で、『他人が握ったおにぎりを食べられるか』という調査をやっていました。

番組で紹介されていた新潟県民と同じで、私は「おにぎりを誰が握ったか」などと考えたことがなく、「他人が握ったおにぎりを食べることに抵抗がある」という発想が全くありませんでした。

だから、熊本県民の多くが「誰が握ったかわからないおにぎりは食べられない」と言っていたのにはビックリしました。

●箸(はし)での取り分け
先日、職場で10人くらいで飲みに行った時のこと。

大皿で来た料理を、若手男性社員が取り分けようとして、「ボクの箸でいいですか？」と言ったところ、一斉に「おいおい、それはないだろう」のツッコミが入りました。

すると、別の若手女性社員から「私も全然気にしないですけどね」との一言が。たまたまその二人の価値観が一緒だったようですが、「君達二人おかしいよ」と炎上しました。

私もあまり気にしないので、「こういうのって人それぞれ価値観が違いますからね」と、客観的な意見を言ったのですが、「いやいや、これは価値観の違いとかじゃなくて、ありえないでしょ」と一蹴されてしまいました。

その際、「取り箸がなければせめて箸の反対側を使うとかしてくれよ」と言う人もいました。確かに、取り分ける時に箸の反対側を使う人は多いですよね。でも、中には「手アカのついたほうで取り分けられるのは嫌だから、反対にしないで普通に取り分けてほしい」という人もいます。

大人数の場合は、多数派の意見が「正しい」ということになりがちですよね。



●風呂場のドア
私の家でも価値観の違いを実感したことがありました。

実家も、今私が住んでいる家も、マンションで風呂場には窓がないのですが「風呂を出たあとの乾燥のさせ方」が、実家と今の家で180度違うのです。

実家は「風呂場を出たら、ドアを閉めて換気扇をつけるのは1～2分で、その後は換気扇は消してドアを全開」にするのですが、今の家は「風呂場を出た後、換気扇はずっとつけっぱなし、ドアはずっと閉めたまま」です。

実家も、今の家も、風呂場にカビが生えないように、とにかく風呂場を乾燥させるのが最優先というのは一緒なのですが、その手段が違うというわけです。

実家の場合は、「換気扇のつけっぱなしは電気代のムダ」という発想が前提としてあるような気がしますが。




さて、あなたはどちら派ですか？

●おにぎり
①誰が握ったかわからないおにぎりを食べるのには抵抗がある
②全く気にしない

●箸(はし)での取り分け
①普通にそのまま箸を使う
②箸の反対側を使う

●風呂を出た後のドア
①1～2分経ったらドアは全開
②換気扇をつけてドアはずっと閉めておく