仙台と盛岡、宮城と岩手 いろいろ比べてみました 【PART３】

私は岩手県盛岡市に住んで２年目になりますが、それまでは宮城県仙台市に約18年住んでいました。

過去２回、「仙台と盛岡、宮城と岩手　いろいろ比べてみました」という記事を書きましたが（第一弾はこちら、第二弾はこちら）、その後また新たなネタがたまってきたので、第三弾を書いてみたいと思います。

まずは仙台市と盛岡市を比べてみました。
似ている面も結構あるので、ついつい重ね合わせてしまいますね。

■市の北西に位置する高い山
（仙台）泉ヶ岳
（盛岡）岩手山

■市の南側に位置する三角形の山
（仙台）太白山
（盛岡）南昌山

■市の北部にある山に近い街
（仙台）泉中央
（盛岡）青山

■市の南部にある、割と最近発展してきた道路幅の広い開けた街
（仙台）長町
（盛岡）本宮

■さらにその南側の新しい街
（仙台）富沢
（盛岡）向中野

■市の北側に隣接する、比較的最近「市」に昇格した自治体
（仙台）富谷市
（盛岡）滝沢市

■郊外にある、普段あまり話題にならない巨大建造物
（仙台）仙台大観音
（盛岡）志波城古代公園

■市街地中心部で開催されている市場
（仙台駅）仙台朝市
（盛岡駅）材木町よ市

■駅にある像
（仙台駅）仙臺四郎、アンパンマン
（盛岡駅）新渡戸稲造

あとはこんな違いもありますね。

■城があった場所の現在の呼び方
（仙台）仙台城址(じょうし)
（盛岡）盛岡城跡(じょうあと)



続いては、宮城県と岩手県です。

■県庁所在地の名前がついている私立大学
（宮城）仙台大学　→　仙台市ではなく柴田町にある
（岩手）盛岡大学　→　盛岡市ではなく滝沢市にある

■県の最も北東にあり、隣県にあるような感のある、朝ドラの舞台にもなった街
（宮城）気仙沼市（おかえりモネ）
（岩手）久慈市（あまちゃん）

■県庁所在地から西隣の県に向かうＪＲの単線
（仙台）仙山線
（盛岡）田沢湖線

■西側の県に向かう、県の南部で分岐している高速道路
（宮城）山形道（県南部の村田JCTで分岐、仙台からだと距離的には遠回り）
（岩手）秋田道（県南部の北上JCTで分岐、盛岡からだと距離的には遠回り）

宮城県も岩手県も奥羽山脈の東側に位置していて、南北に東北新幹線や東北自動車道が走っているので、似たところが多くなりがちなのかもしれませんね。



盛岡は、新潟ともちょっと似たところがあります。
どちらも、駅から「街のシンボル的な存在の橋」を渡ってしばらく歩いて行くと、繁華街にたどり着きます。盛岡は「開運橋を渡って行くと大通」、新潟は「万代橋を渡って行くと古町」があります。

両方の街をよく知っている方は、共感していただけるのではないでしょうか。