2020 流行語大賞（ノミネート語）に物申す

11/5に今年の「新語・流行語大賞」のノミネート30語が発表され、12/1にその中からトップ10と年間大賞が発表されました。2020年の年間大賞は「３密」でした。

私は流行語大賞に何が選ばれるか予想するのも好きですし、毎年家族と「我が家の流行語大賞」を決めたりもしています。

そんな流行語大賞マニアの私が「これはちょっと違うんじゃないのか」と感じた今年のノミネート語について、個人的な意見を書きたいと思います。


●香水
今年ヒットした瑛人さんの楽曲のタイトルですが、サビの部分の「ドルチェ＆ガッバーナ」こそが流行語だと思います。特定のブランド名だと何か問題でもあるんですかね？


●鬼滅の刃
これも今年ヒットしたアニメ（漫画）作品ですが、流行語なら「全集中」だと思います。菅総理も国会の答弁で使ってましたし。ヒットした作品の名前をそのまま流行語にノミネートするのはちょっと違う気がします。

流行語大賞に関して毎年思うのですが、ノミネート語を11月初旬に発表するのはちょっと早すぎる気がします。これだと、11月以降に流行った言葉は入ってこないんですよね。鬼滅の刃の「全集中」という言葉が流行り出したのも10月下旬頃からだったので、もしノミネート語の発表が12月初旬だったら、入ったのではないでしょうか。昨年は11月以降「桜を見る会」という言葉をテレビなどでかなり耳にしましたが、ノミネートはされていません。年が明けると、いくら年末に流行ったとしても「もう昨年のことだからなぁ」という感覚になってしまいます。


●フワちゃん
これも「今年ブレイクした芸能人の名前」であって、流行語ではないですよね？フワちゃんが流行語なら「ミルクボーイ」や「ぺこぱ」も流行語になりますよ。ちなみにぺこぱの「時を戻そう」はノミネートされていますが。


●NijiU（ニジュー）
これも「今年話題になったグループの名前」です。「縄跳びダンス」は流行りましたけどね。でも、それも「今年流行ったもの」であって、流行語とは違います。


今年ノミネートされた30語に「お笑い第七世代」が入っていなかったのは意外でした。今年、よく耳にしましたけどね。

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