スタッドレス革靴

東北では冬になると車のタイヤを冬用タイヤに交換しますが、靴もみんな冬用のを履くんですよ。
普通の靴では雪道で滑ってしまいますからね。

スーツ用の革靴にもちゃんと冬用のがあって、見た目は普通の革靴と変わらないのですが、雪でも滑りにくい靴底になっています。私はこれを勝手に「スタッドレス革靴」と呼んでいますが。（笑）

これが靴底です。

ただ、スタッドレスタイヤと同じで、この靴を履いているからと言って全く滑らないというわけではありません。
私も以前、思いきり転んだことがあります。
駐車場で車を降りてからからずっとふかふかした新雪だったので、安心して小走りしていたら、途中から「凍結した地面の上に雪がうっすらと積もった状態」になっていて、つい踵（かかと）から着地してしまった私は思いきり転びました。
ちなみに転んだのは、某得意先の玄関の真ん前。気難しいと聞いていた社長との初めての商談だったのですが、私の転倒のおかげで商談は終始和やかなムードで進みました。まさに「体を張った営業」でしたね。（笑）

これ以降、私は「踵（かかと）からではなくつま先のほうから着地する」という「雪道の正しい歩き方」を身につけ、転ぶことはなくなりました。