海開きできない被災地の海水浴場 [東日本大震災]
3/11の東日本大震災から、５ヵ月が過ぎました。
さて、例年であれば今は海水浴シーズンの真っ最中ですが、今年は震災の影響で、宮城県内の海水浴場は海開きができずにいます。
先日、海水浴場が今どんな状況になっているのかを見てきました。
行ったのは、宮城県七ヶ浜町の海水浴場です。
震災から３ヵ月 [東日本大震災]
3月11日の東日本大震災から、今日でちょうど３ヵ月になりました。
仙台市内の私の家はガスの復旧に１ヵ月近くかかりはしましたが、今はほぼ普通の生活を送ることができています。
ただ、道路には至る所に段差ができていて、建物にはヒビが入ったままになっています。震度１～２程度の地震も、いまだに毎日のように続いています。
気仙沼などの沿岸部ではまだ手つかずのガレキが散乱していて、ヘドロと魚の腐ったニオイも漂っているそうです。
【提言】会津でチャリティーイベントを！ [東日本大震災]
今、被災地以外の地域では、アイドルからスポーツ選手まで、多くの有名人がチャリティーイベントを行なっています。
被災地に住む私達にとっては嬉しい反面、「被災してない人は普通の生活ができてる上に憧れの有名人と握手したりできるなんてずるい！」という気持ちも正直あります。
これは募金してくれた人への特典であり、支援してもらっている立場でそんな事を言ってはいけないとわかってはいるのですが、でもやっぱり悔しいというのが本音です。
そこで！
被災地の人が憧れの有名人に会えて、なおかつ風評被害で減っている福島県の観光客も増やす一石二鳥の方法を思いつきました。
それは…
福島県のために… [東日本大震災]
おとといの4/21（木）は有休を取って、車で福島県まで行ってきました。
原発の風評被害で観光客が減り、農産物が売れなくて困っている福島県を少しでも助けてあげたい！という事で、「福島県を観光して、福島県産の野菜を買ってこよう！」と思ったわけです。
まずは福島県喜多方市へ。
道の駅に寄ってお土産を買ってから、喜多方ラーメンを食べてきました。
復興に向かう仙台の街 [東日本大震災]
そして今日は震災後初めて、仙台の街まで出かけてきました。
多くの店が営業を再開し、店の中も商店街のアーケードも大勢の人でにぎわっていました。ようやく普通に買い物ができる！という、日常の生活が戻ってきた嬉しさが街にあふれているように感じましたね。街は普段の週末以上に活気がありました。
ちなみに仙台では、ハンバーガーショップはマック、モス、ロッテリアとも先週からようやく一部店舗にて営業再開。ようやく、ロッテリアの今月からの新メニュー「チーズタルタルエビバーガー」も食べることができました！
新幹線ホームの天井が崩落した仙台駅は、修復工事中でした。
被災地に住む転勤８年目の私の心境 [東日本大震災]
私は、仙台に転勤してもうすぐ丸８年になりますが、８年も経つと東北に愛着が湧いてきて、すっかり東北人になりつつあります。
このたびの東日本大震災では私自身も被災しましたが、見慣れた風景が津波にのまれたというのはかなりのショックでした。やはり、知っている街が壊滅したというのは、知らない街が被害を受けたのとは比べものにならないぐらいの衝撃です。
そういう意味では、私は仙台出身の人ほどではないですが、仙台に引っ越してきて間もない人よりもはるかに大きな衝撃を受けています。
震災から１ヵ月 [東日本大震災]
震災以来、仙台では全く入荷されていなかった雑誌もようやく販売されるようになり、４日前のＭ7.1の余震により再び切断されたライフラインも復旧。
日に日に日常の生活が戻りつつあったのですが…
今日の夕方、福島県沖でＭ7.0（最大震度６弱）の余震。
仙台は震度４でしたが、今日は夕方から夜にかけて何回も地震があり、また気が滅入ってしまいました。
それにしても、地震は一体いつまで続くのでしょうか。本当に気が休まりません。
ここのところ、復興に向けて元気になりかけていたのですが、今日はちょっと気分が沈んでいます。
震度６強の余震… [東日本大震災]
そして停電になり、水も止まりました。
あの「3.11」の地震よりは揺れる時間が短かったので、今回は電子レンジは落ちずにすみましたが、食器棚の中の食器がまた割れてしまいました。冷蔵庫は扉が開き、中の物が落ちました。（今回、卵は大丈夫でしたが）
街は真っ暗になり、救急車と消防車のサイレンがずっと鳴り響いていました。
やっと街が復興してきたのに、もうホントに勘弁してほしいです。
停電と断水は今日の午後には復旧しましたが、今日はライフラインが復旧して大喜びしていた昨日のようなテンションにはなれないですね…。
ガス復旧！ [東日本大震災]
本日、地震発生から27日目にして、ようやくガスが復旧しました！
電気は地震の翌日に、水道は地震の４日後に復旧しましたが、ガスはホントに長かったですね。そして今日、28日ぶりに自宅のお風呂に入ることができました！風呂に入った後は、地震以来飲むのを控えていたお酒で祝杯をあげました！
さて、地震発生から今日までずっと、地震に関連する記事しか書いてきませんでしたが、これからは少しずつ普通の記事も書いていこうと思います。今までも無理して自粛していたわけではないのですが、ライフラインも復旧していない状況では、普通の記事を書く気になれなかったというのが正直なところです。
ただ、これからも当分の間は被災地の実情や被災者の本音をどんどん発信していくつもりです。被災地の一日も早い復興に、私のブログが少しでも役に立てば嬉しいですので。
これまで、震災関連の記事は「カテゴリ未分類」としてきましたが、新たに「東日本大震災」というカテゴリーを作り、震災関連の記事は今まで書いたものもすべてこちらに入れることにしますので、よろしくお願いいたします。
被災地からの心の叫び [東日本大震災]
今日は、「被災地に住む私だからこそ書ける、被災者の本音」を、被災していない地域の方々に向けて書いてみたいと思います。
＜感謝＞
「被災して辛い思いをしている人がいるのに、自分達だけ楽しむなんてできない」と、日本全体に自粛ムードが広がっています。また、「被災者のために何かしたいけど、何もできなくてもどかしい」という声をよく聞きます。
でも被災者にとっては、自粛してもらえるだけで十分嬉しいです。そこまで気を使ってもらえるなんて、申し訳ないぐらいに思っています。自粛も、被災地支援の行動の一つであると、私は思っています。
というわけで、被災地以外にお住まいの方は、そろそろ日本経済のためにも自粛を自粛してもらえればと思います。
＜首都圏の皆様へ＞
今回の地震では首都圏にも被害がありましたが、被災していない首都圏の皆さんは、過度な自粛はせずに、早く普段通りの生活を取り戻してください。
首都圏が元気になれば、東北に住む私達も「よし、今度は東北の番だ！」と希望が持てます。でも、首都圏が元気ないままだと、「首都圏がまだこんな状態じゃあ、東北の復興はまだまだ先だな…」と思ってしまい、暗い気分から抜け出せないのです。
ですので首都圏の皆様、もう東北に遠慮はせず、今まで通り日々の生活を楽しんでください。
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